ぬか袋とは? |
※女性が口にくわえているのが
ぬか袋です。
|
昔から日本人女性は素肌の美しさで知られています。それはセラミド、ビタミンEなど様々な美肌成分が含まれている米ぬかをはじめ、サポニンという天然の洗浄成分が含まれているあずき、イソフラボンが含まれているまめ等の粉末で「ぬか袋」をつくり、子供の頃から磨いて育ったためと言われています。このぬか袋は、おばあちゃんからお母さん、娘さんへと伝えられた長い歴史を持つ独特のお肌のお手入れ法でした。有名な歌麿の絵にもあるように、昔は自分で布袋をつくり、米ぬかを中に入れて布袋の口を糸で結び全身を磨いたものです。
では、ぬか袋がどのように使われていたのか、昔の銭湯の様子を交えて見てみましょう。
昔、一部の銭湯では米ぬかが売られており、入浴客は木綿の袋を持参し、米ぬかを買って袋に詰めて使っていたそうです。またぬか袋を販売していた銭湯もあったようです。
ぬか袋を湯舟に浮かべて入浴し温まったり、ぬか袋でお肌を磨いてしっとりと美しい素肌に育て上げてきました。また、米ぬか成分のしみ込んだお湯で頭髪をすすぎ、しなやかで艶のある髪を手に入れてきました。
このように、石鹸が普及するまでの長い間、ぬか袋は全身美容に広く使われ、銭湯ではなくてはならないものでした。
この伝統あるぬか袋に、新しい美容素を配合して生まれたのが、自然派の「ニード布袋入洗粉」をはじめとした、当社の布袋入りの洗粉です。キメを整えすべすべしたなめらかな素肌をたもちます。
長年にわたり、日本の女性を「素肌美人」に磨き上げてきたぬか袋-「先人達の美容に対する知恵袋」。これからも田中善株式会社はそんな全身美容洗粉をお届け致します。
|
ニード洗粉パッケージの変遷 |
明治に発売して以来、ニード洗粉は「クロンボ」のパッケージで平成元年まで親しまれてきました。
平成元年に初めてパッケージを変更しました。ぬか袋タイプの全身美容料であるニード洗粉をよりイメージしやすくするために浮世絵のパッケージが誕生しました。
|
|
|
平成元年まで親しまれてきた「クロンボ」のパッケージ |
平成元年に誕生した浮世絵のパッケージ |
|